メインジェットを直してからのエンジンはまずまずの調子です。
トルクが全体的に厚くなって、
5速の守備範囲が広くなるとともに、
かろうじて、6速も使えるようになりました。
とは言え、6速は完全に巡航ギアで、
再加速は緩慢かつアクセル開度も大きくなって、
煙もモクモクします。
エンジンに実に悪そうです。
通勤車両になって感じるのは、
TF125の乗り心地の良さからくる、
疲労の少なさです。
以前のタイカブは前後17インチタイヤなのに、
直進安定も乗り心地も良くなく、
長距離のみならず、チョイ乗りでもけっこう神経を使いましたが、
TF125はまさに天国
それでいて、操縦性も路面インフォメーションも劣ってはいません。
通勤で困るのは、ただ一点。
ミッッションの信頼性が低い!
これに尽きます。
往復80kmを走ると、
ギア抜けが必ずあります。
一度や二度とならまだかわいいけど、
片手で収まりきれないぐらい発生します。
本当に抜けて、
どのギアにも入っていないニュートラルになります。
シフトアップでは頻度は少ないのですが、
4から3速にシフトダウンする時に多いように思います。
ちょうど、カーブ手前で減速してシフトダウンするとよく起こって、
コーナリング途中でギアを入れ直す、というよろしくないことになります。
はっきり言って危ない
また、高いギアに入ったまま停止すると、
ニュートラルを出すのに一苦労です。
途中でギアが下りなくなったり、
例のギア抜けがこういう時にも発生します。
さらに言うと、ニュートラルランプが点いているのに、
ギアに入っているという状況も頻度は少ないもののあって、
やっと出したニュートラルもクラッチレバーを恐る恐るリリースしてます。
さらにさらに言うと、
クラッチのキレも良くないようで、
クラッチを握って1速に入れたらエンスト。ってのも経験しています。
これはアイドリングを上げてからは大丈夫ですが、
アイドリングが安定していないという、
旧車っぽい特徴もあって、
適度なチョイ高めのアイドリングにはならずに、
やたら高回転のアイドリングで安定してます。
でも、乗り心地は最高なので、
トータルで疲労は少ない、かな。